毎日新聞「今週の本棚」 2017.6.18

加藤耕一『時がつくる建築』東京大学出版会 副題はリノベーションの西洋建築史。 東大出版会の本は博士論文みたいなのが多いが、これは学術的ではあっても企画もののように読みやすく、かつリノベーションの意味を説き明かしてくれる。...
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毎日新聞「今週の本棚」 2017.7.23

桜井英治著『交換・権力・文化』みすず書房 我々は冠婚葬祭で祝儀や香典を受け渡しするが、カネの贈与は世界史的にも稀な現象だという。 そして贈与が経済の中心をなしたのが室町時代だった。 室町の贈与は極力「カネとの交換」に見え ...
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毎日新聞「今週の本棚」 2017.5.7

脱工業化都市研究会『トリノの奇跡』藤原書店 「トリノの奇跡」といえば聖骸布を思い浮かべそうだが、イタリアの廃れた企業城下町が自然や文化を軸に大胆にリノベーションして活気を取り戻したという話。論文集だが、心洗われるものがあ ...
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対談 松原隆一郎×中野剛志「森友騒動 全く新しい視点」

いまなお新しい情報が飛び出してくる森友学園問題。現代政治行政の病理が見え隠れする。 ルール(規制)によって過剰な陳情や忖度ができなくしてあるのに、それを解除したのは大阪府の「改革」だった。それでいて、責任は緩和した政治家 ...
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