放送大学の経済学入門書です。
貨幣供給量は中央銀行が自由に操作しうるという説を退け、信用貨幣を中央銀行通貨と区別する内部貨幣論を採用。
狩猟採集社会-農業社会-工業社会-無形資産社会? という段階に沿って説明。
私有財産性以前の共有資本は持続可能でなければ生産要素が再生産できない、といった視点から経済学を再構成しました。
他に類を見ない入門書になったと考えます。放送大学教育振興会、2025.3刊