刊行されました。『荘直温伝 忘却の町高梁と松山庄家の九百年』吉備人出版
1年間かけ、7回の現地調査を経て、500枚を書き切りました。
『平家物語』に始まる庄家宗家最後のひとり、荘芳枝さんに至る備中庄家900年の歴史。
直温は2度の完敗から備中高梁をいかに立ち上がらせようとしたのか。
高梁の魅力を付録地図に込める。
アマゾンおよび一般流通しています。
※三品信記者によって中日新聞で紹介されました。
※ 政治史家の原武史さんにご紹介いただきました。2020/06/04
私信でも、「近代日本の地方政治の地下水脈を掘り起こす重要な仕事」「伯備線建設の経緯など、鉄道史的にも貴重な記述」という評価をいただきました。
松原隆一郎『荘直温伝』(吉備人出版)はすごい本だ。岡山県の高梁町長で、伯備線の敷設にも尽力した荘直温の孫、芳枝さんから荘家に伝わる一切の蔵書を渡された松原さんが書きあげた。きっかけは松原さんの著書『頼介伝』だったという。私も拙著を媒介に宮中関係者から極秘資料が送られてくれば・・。
— 原武史 (@haratetchan) June 4, 2020
※小説家の池澤夏樹さんに書評していただきました。「今週の本棚」『毎日新聞』6月13日
※山陽新聞で紹介されました。6月14日