対談『サンデー毎日』2019年4月14日号
松原隆一郎×中野剛志 3回シリーズの第2回。 「なぜ、天皇は必要なのか」、社会理論の原理から平成天皇の評価まで。...
対談『サンデー毎日』2019年3月24日
松原隆一郎×中野剛志 3回シリーズの第1回。 「『Hanada』『WiLL』路線を叱る」 対談の古巣ではあるが、急激に右傾化・嫌韓に舵を切ったHanadaとwillを保守派として叱る。...
毎日新聞「今週の本棚」2019.3.31
佐藤俊樹著『社会科学と因果分析』岩波書店。「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」にかんし少なくとも1906年頃から以降のウェーバーが念頭においたのは、確率的因果推論を用いた量的な論証だった。プロ倫、百年の誤読。...
毎日新聞「今週の本棚」2018.5.12
片野 歩・阪口功『日本の水産資源管理』慶応大学出版会。 戦前の日本が「テロリスト」とされたのは軍事だけではない。日本の漁船は世界各地で漁業資源を漁り絶滅の危機に陥らせた。現在の漁獲激減はその延長にある。...
毎日新聞「今週の本棚」 2019.2.17
木本玲一『拳の近代 明治・大正・昭和のボクシング』現代書館 ボクシングという欧米文化が日本に「ローカル化」した経緯を、戦前のピストン堀口に焦点を当てて論じる。...
松原隆一郎「普遍と特殊5」『kotoba』集英社、2019summer issue No.36
「景観の崩壊と再生-石川達三から宮脇檀へ-」 石川達三の実録小説「交通機関にかんする私見」は、岡山県の山間の城下町に鉄道が通った際の混乱を描く。 その町では現在、鉄道が育てた商店街がシャッター通りと化している。 市場に導 ...
松原隆一郎「普遍と特殊4」『kotoba』集英社、2019spring issue No.35
「味覚の構造と『ローカル・ガストロノミー』」 日本における味覚の構造は、古来、発酵により形づくられてきた。 近藤弘『日本人の味覚』(中央公論新書)によりたどる味覚分布。...
松原隆一郎「建白書 地方都市政策」『表現者criterion』2019.5
地方都市において守るべき社会的規制と共有価値とは。...
松原隆一郎「時がつくる場所7」『表現者criterion』2019.7
「宮脇檀と『戸建て住宅の集合』」 高幡不動「ガーデン54」が課題とした「公(コモン)」と「私」は、街並に自然と歴史を回復するのに。...
松原隆一郎「時がつくる場所6」『表現者criterion』2019.3
「時が場所をつくる場所(三)」 アメリカにおける住宅価格維持は「プライベートピア」によって実現している。 では日本で建築協定を導入した宮脇檀の設計になる「青葉台ぼんえるふ」の場合は。...