松原隆一郎「時がつくる場所」『表現者criterion』2018.7.1号

第二回 「求道学舎再生」 求道学舎は1926(大正15)年に建てられた鉄筋コンクリート3階建ての学生寮。設計者は京都建築学科を創設した武田五一で、54歳の作。施主は浄土真宗の僧であり東大哲学科卒の近角常観。 居住者が常観 ...
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松原隆一郎「時がつくる場所」『表現者criterion』第Ⅱ期創刊号2018.3.1号

第一回 「保存か持続か」 加藤耕一は『時がつくる建築』(東京大学出版会、2017)において、西欧建築史で古代より、再利用と再開発、修復/保存の3つがそれぞれ歴史の局面で力を持ったとする。 「保存」は言うまでもなく人類の記 ...
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毎日新聞「今週の本棚」 2018.2.11 MAGAZINE

『住宅特集』2月号、新建築  特集は「リノベーションという選択」。といってもハウスメーカーのたんなるリフォームや古民家の観光客向け転用ではない。安藤忠雄や中村好文ら一流建築家が「新しい価値を創造」した20の例を紹介してい ...
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書評・共同通信配信『新潟日報』2018.6.17他

青木淳『フラジャイル・コンセプト』NTT出版。 銀座並木通り店をはじめとするルイ・ヴィトンのいくつかの店舗等、多くの著名作で知られる建築家による評論集。自然環境の想定外の激動に巻き込まれても生き延びうる、堅牢堅固を前提せ ...
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