毎日新聞「今週の本棚」2018.6.23

湯澤規子『7袋のポテトチップス』晶文社 日本の食の二百年史を描く。前著『胃袋の近代』では明治から大正末頃までの食を通覧したが、本書はその続編、いわば『胃袋の現代』。本書でも日常の事ごとに焦点を当てる姿勢は一貫している。 ...
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毎日新聞「今週の本棚」2018.4.28

間村俊一『彼方の本』筑摩書房 この稀代の装丁家は、徹底して反時代的だ。製作の道具は鋏、糊、カッター、定規、鉛筆、それと自分の手のみ。活字は紙に刻印され、ザラザラとした手触りが伴う。 タイトル「彼方の本」はボルヘスが夢想し ...
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毎日新聞「今週の本棚」 2018.11.25

村上しほり『神戸 闇市からの復興』慶応義塾大学出版会 闇市をなくすためにに換地を認められて移転し、長期間存続しながらものちに消滅した、神戸っ子ならば記憶に留めているだろう謎めいた地域の説明。 国際マーケット、ジャンジャン ...
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毎日新聞「今週の本棚」 2018.2.11 MAGAZINE

『住宅特集』2月号、新建築  特集は「リノベーションという選択」。といってもハウスメーカーのたんなるリフォームや古民家の観光客向け転用ではない。安藤忠雄や中村好文ら一流建築家が「新しい価値を創造」した20の例を紹介してい ...
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毎日新聞「今週の本棚」 2018.1.14

井上義朗『新しい働き方の経済学』現代書館 百年の時を経て『国富論』が甦りつつある。すべての人に居場所を与える社会が、共産主義によってではなくスミスが唱えた自由市場において実現するという、意外な市場像。 その担い手が、障害 ...
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毎日新聞「今週の本棚」 2018.9.16

井上章一『日本の醜さについて』幻冬舎新書 「醜い」とは街並・景観の意。 こうした問題から目をそらせてきたのが社会科学者だったと言う。日本人の集団主義は封建制の残渣ゆえで、個人主義こそ確立せよ、と。 これに対して著者は、周 ...
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