共同通信2023.12.9

書評 ニコラス・ワプショット『サミュエルソンかフリードマンか』早川書房 「強烈な個性のスケッチ」  ともにユダヤ系、シカゴ大学で1932年に出会ったサミュエルソンとフリードマンは2009年と2006年にともに94歳で亡く ...
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『ちくま』2025.1

書評 村上しほり『神戸』ちくま新書 「翻弄と復興の行政史」  「神戸」は語り辛い町だ。住民の誰もが自分にとっての神戸を語るが、共有される事実がないと感じることは少なくない。  いったん定着した先入観は変わらない。それにつ ...
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朝日新聞2024.5.30「寄稿」

「主体性消したコンビニ 重なる日本」 「たどり着いた平均的な欲求・個性」  流通はそれぞれの時代に価値を提案してきた。「よい品をどんどん安く、より豊かな社会を」(ダイエー、中内功)や「量から質へ」「無印良品」(西武百貨店 ...
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共著『猪木とは何者だったのか』集英社新書

松原隆一郎「1000万人に届く言葉を求めた人」 猪木は不器用でスター性のないレスラーたちから潜在能力を引き出し、自分とともに高みに達する。タイトルも持たず無名のレスラーが、突如リングで化けるのだ。観客の期待通りを演じるの ...
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