神戸の生と死-ある企業家の生涯から-第13回
「転身と破滅」
『水道橋博士のメルマ旬報』3.10号。
先の大戦については膨大な書籍があるが、日本軍が戦闘に必要な石油と資源を誰に運ばせたかは明確に論じられていない。徴傭され護衛なしに南方に行かされて、火ダルマの蜂の巣になって全滅した数千の民間船と船員について。
執筆後、第5・6喜久丸の写真を発見。それとともに造船所の所在地「撫養」に「大喜造船所」の記録があることが、鳴門図書館への問合せで分かった。写真に映った100年前の土地を、見に行くことにしたい。