残念ながら、誤記が散見されますので、4刷り以降は以下のように修正します。さらに修正する際も、ここに記します。

それ以前の版をご購入いただいた方には、お詫び申し上げます。

 

(4刷での修正)2012.3.11

①p.31,3行目「ケインズは、翌年にはフェローの資格を得て学部では金融論を担当した。」→「ケインズは、翌年には学部では金融論を担当し、フェローの資格も得た。」

②p.38,13行目 「 J.S.シュトラウス」→「J.B.シュトラウス」

③p.44,1行目「これを機縁として ロンドン大学のトゥック経済学・統計学記念講座の外国人教授として迎えられ、一八年にわたりイギリスに滞在することとなる。」

→「これを機縁としてLSE の客員教授、次いで経済科学・統計学のトゥック記念講座の正教授として迎えられ、一八年にわたりイギリスに滞在することとなる。」

④p.147,1行目「ということは、貨幣の『流動性・・』」→「ということは、『流動性・・』」

⑤p.147,3行目「貨幣のそれは1である」→「貨幣のそれは0である」

⑥p.150,9行目「いわゆる「流動性の罠」の状態だが、このとき証券は容易には売れなくなり、その流動性プレミアムはきわめて小さなものとなる。逆に証券価格が下がり続けるとき、 底を打ったとみなされれば今後は上昇のみが予測されるから、流動性プレミアムは大きくなる。」

→「いわゆる「流動性の罠」の状態だが、このとき証券は容易 には売れなくなり、その流動性プレミアムはきわめて大きなものとなる。逆に証券価格が下がり続けるとき、底を打ったとみなされれば今後は上昇のみが予測さ れるから、流動性プレミアムは小さくなる」

(この2箇所は、草稿で「流動性」で統一していた概念を、最終稿では流動性と流動性プレミアムの2語で分けて記述しようとしたために生じた混乱です。)

⑦p.268, 5行目「の固有化・・・」→「の国有化」

⑧p.315,5行目(注2)「3 Keynes Papers,UA/20/3/9,The Political Principles of Edmund Burke,1904」

→「・・1904 (一橋大学所蔵版)」