出版しました(2014.2.28)

残された祖父の写真からその生涯の仕事を追い、瀬戸内の島や神戸の下町を歩く。祖父の夢のかけらを宿す仏壇と自分の所有本1万冊を収納する書庫を阿佐谷の8坪の土地に建てようと、旧知の建築家に託す。堀部安嗣はこの依頼にどう応えたか?建設会社・職人の奮闘も活写するドキュメンタリー。

※読者向け内覧会を行いました(2014.3.13)。250名以上が北海道や兵庫からも駆けつけて下さいました。堀部氏は棚のモジュール(幅)を発見した際、「神の領域を見た」と感じたそうです。モジュールは階段の幅にも、二つで扉の幅にも使われており、家屋全体の「単位」となっています。

書評・青木淳「読売新聞」4.6
平松洋子「東京人」MAY、「週刊文春 『この味』」、「文芸春秋」5月号
内澤旬子「朝日新聞」4.20
井上章一「週刊ポスト」5.23

2刷になりました(5.27)。