毎日新聞「今週の本棚」 2018.8.5
湯澤規子『胃袋の近代』名古屋大学出版会 これまで経済学や社会学・歴史学は「職」から近代化を論じた。しかし背後にある「食」に無理が生じると、進歩は止まる。 著者は小説やルボルタージュ、膨大な調査資料とみずからの調査を元に、 ...
毎日新聞「今週の本棚」 2018.6.24
赤木明登『二十一世紀民藝』美術出版社 「美しさ」を起点に柳宗悦の民藝論を理解し、二十一世紀における手工芸の美とは何かを追究する、「塗師」の冒険。...
毎日新聞「今週の本棚」 2018.4.15
モサド、ジョンソン『プラットフォーム革命』英治出版 無数の消費者と製造者を結びつけネットワークを構築する「プラットフォーム」こそが伝統的な企業組織や社会の仕組みを破壊し、再編しつつある。 現在進行形の革命についてのリアル ...
毎日新聞「今週の本棚」 2018.3.4
西部邁『保守の遺言』平凡社新書 「公式の遺書」という稀有な書である。 自裁の理由は前著『保守の真髄』(講談社現代新書)で明かされた。自分が「病院死」したときに迷惑をかけて構わないほどの契りを交わしたのは亡妻のみ。愛娘であ ...
毎日新聞「今週の本棚」 2017.5.12
大井浩一『批評の熱度 体験的吉本隆明論』勁草書房。 お宅に頻繁にお邪魔した学芸記者が、人となりと絡め全業績を解題。 『共同幻想論』は「個人幻想」「共同幻想」に恋愛や家族をめぐる「対幻想」を対置したことで包括性を持ったとす ...
書評『正論』平成29年8月号
西部邁『ファシスタたらんとした者』中央公論新社 自伝と思想 恐るべき統合 A級戦犯弔い論には異議あり...
毎日新聞「今週の本棚」 2017.10.8MAGAZINE
週刊東洋経済9/30号。 「電力の大問題 送電線の謎」 日本では風力で9割の電力がまかなえるのだそうだ。 邪魔をしているのが送電線。 これはいよいよ電力自由化が必要なのかもしれない。...
毎日新聞「今週の本棚」 2017.11.5
ダニエル・コーエン『経済成長という呪い』東洋経済新報社 技術革新がデジタルで生じても、なぜ経済は成長しないのか。そのとき、何が生じるのか。 デンマークに期待をかける。...
毎日新聞「今週の本棚」 2017.6.18
加藤耕一『時がつくる建築』東京大学出版会 副題はリノベーションの西洋建築史。 東大出版会の本は博士論文みたいなのが多いが、これは学術的ではあっても企画もののように読みやすく、かつリノベーションの意味を説き明かしてくれる。...
毎日新聞「今週の本棚」 2017.9.3
村井明彦『グリーンスパンの隠し絵』上下、名古屋大学出版会 裁量的な金融政策を講じるFRB元議長が金融政策を不要にする金本位制の支持者であったと暴露。 L.ミーゼスの景気循環論に資本理論を付け加え「擬似金本位」を裁量で実現 ...