時がつくる場所 第九回 「新住生活基本計画」(2016)が狙いとするもの

国土交通省は「新住生活基本計画」を策定、2016年に閣議決定された。
同計画は、2025年には中古住宅流通市場の規模を8兆円に、リフォーム市場を12兆円に拡大することを目標とし、そのためには良質な既存住宅を次世代に流通させるための方策が必要だとしている。

そけには部分的に改変が生じたとしても、街並みという文脈を踏まえるような規律を課すことが求められる。インバウンド消費や総需要拡大は、建替誘導によってではなく、建替えが街並みという文脈に従うの規律付けによるべきだ。