佐藤俊樹著『社会科学と因果分析』岩波書店。「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」にかんし少なくとも1906年頃から以降のウェーバーが念頭においたのは、確率的因果推論を用いた量的な論証だった。プロ倫、百年の誤読。